VB6で作成された古いシステムを最新OSで動作するように変換

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古いシステムをWindowsXPやWindows7などのサポートが終了しているOSで使い続けることは、セキュリティの脅威にさらされている中で使用していることになり組織の社会的信用の失墜につながります。悪意はなくても知らないうちにウイルスを広げてしまう可能性があります。

VB6(MicrosoftVisualBasic6.0)で作成したプロジェクトを最新OSで動作するようにアップグレードすることができます。

VB6からいきなり最新のVisualStudioの開発環境には直接アップグレードができないため、一旦、VisualStudio2008のプロジェクトソースにアップグレード(コンバート)してから最新のVisualStudioのプロジェクトソースに変換する必要があります。

<アップグレード手順>
(1)VB6のプロジェクトをVisualStudio2008で開いて2008形式にアップグレード
(2)2008形式にアップグレードしたプロジェクトを最新のVisualStudioのプロジェクトに変換

▽VisualStudio2008は以下のサイトからダウンロードできます。
http://nonsoft.la.coocan.jp/Chinamini/20110001/20110307.html

ISOイメージは一度CD-Rメディアに焼くか、「Virtual CloneDrive」等のソフトでドライブにマウントしてください。

▽Virtual CloneDrive
https://www.doraxdora.com/2017/11/30/post-3277/

<アップグレード後の作業>
アップグレードしたプロジェクトソースは完全に変換はされないため、最新のVisualStudioでビルドして発生したエラーを1つづつ全て潰していきます。エラーが潰せたら全機能についてデバッグおよび動作確認テストが必要です。

<注意点>
有料ライブラリを使用していたり最新VisualStudioで無くなってしまった機能を使用していた場合は、有料ライブラリを再購入したり互換用ライブラリをインストールしたり、最新VisualStudioで使えるコードに変換するなどの手作業が必要です。

<評価>
システムを作り直すのは莫大な費用が掛かりますので、現実的にシステムの再構築ができないケースが多いと考えられます。アップグレードで必要な機能だけ残しつつ、新しい機能を構築していくのがコスト的に現実的な流れかと思われます。

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