この度、Gmail に Google ドライブと同等のデータ分類ラベル機能がオープンベータ版として追加されましたことをお知らせいたします。
Gmail のデータ分類ラベルとは?
Gmail のデータ分類ラベルは、メールにラベルを付けて分類することで、情報管理を強化する機能です。機密情報を含むメールにラベルを付けることで、誤送信や情報漏えいのリスクを低減し、コンプライアンス遵守を徹底することができます。
データ分類ラベルでできること
- 機密情報の保護: 重要度に応じてメールにラベルを付け、アクセス制限をかけることで、情報漏えいを防ぎます。
- コンプライアンス強化: GDPR や CCPA などの法令に準拠したラベルを設定し、適切なデータ管理を実現します。
- 業務効率化: ラベルに基づいたメールの自動振り分けや処理により、業務を効率化できます。
設定方法
管理者の方が Google Workspace 管理コンソールからデータ分類ラベルを有効化することで、ご利用いただけます。
- Google Workspace 管理コンソールにログインします。
- 左側のメニューから「アプリ」>「Google Workspace」>「Gmail」>「コンプライアンス」を選択します。
- 「データ分類ラベル」セクションで「設定」をクリックします。
- 画面の指示に従ってラベルを作成し、設定を完了します。
ラベルの作成例
- 機密情報: 顧客情報や財務情報など、特に重要な情報を含むメールに付与するラベル
- 社外秘: 社外秘の情報を含むメールに付与するラベル
- 契約関連: 契約書や見積書などのメールに付与するラベル
より詳しい情報
- Google Workspace 管理者ヘルプ:
分類ラベルを有効または無効にする